一般社団法人日本自動車販売協会連合会山形県支部 JAPAN AUTOMOBILE DEALERS ASSOCIATION YAMAGATA BRANCH

　国土交通省では、不正改造を排除し車両の安全確保及び環境保全を図るため「不正改造車を排除する運動」を全国的に展開しており、山形運輸支局では６月を強化月間として重点的な取り組みを行います。当支部としましても自動車関係各団体と協力して本運動を推進し、不正改造車の排除に努めてまいります。

　自動車は生活に欠かせない移動手段となっておりますが、一方で娯楽の道具としても認識されており、様々なパーツやアクセサリー等が販売されています。しかしながら、以下のような不正改造を施された車両が国民生活の安全・安心を脅かしていることが問題となっています。

　　⓵　灯火の色が不適切な灯火器及び回転灯等の取り付け　➡　周囲の交通に誤認を与える

　　⓶　運転者席・助手席の窓ガラスへの着色フィルムの貼り付け　➡　運転者の視界を妨げ状況確認が困難となる

　　⓷　タイヤ、ホイールの車体（フェンダー）外へのはみ出し　➡　歩行者に危険を及ぼすとともに車体やブレーキ機構への干渉により故障・事故の原因となる

　　⓸　基準外ウィング（エア・スポイラ）の取り付け　➡　他の交通の妨げとなる

　　⓹　基準不適合マフラーの装着　➡　周囲に騒音をまき散らし平穏な生活の破壊につながる

　これらの不正改造については、改造を実施すること、改造された自動車を走行させることの両方が法律により禁止されており、違反すると整備命令の交付を受けたり、罰金等の対象となります。

　皆様もぜひこの機会に不正改造についての認識を深めていただき、不正改造は絶対に行わないようにしましょう。

　詳しい情報はこちらから「www.tenken-seibi.com」